渋滞はなぜ起きる?
渋滞の原因
@ ボトルネック渋滞
2車線が1車線に合流するためブレーキを踏む事が原因。
A サグ渋滞
下り坂から上り坂になるところでは通過速度が低下し車間距離が詰まりブレーキを踏む事が原因。
B トンネルの入り口
暗がりや圧迫感から一時的に速度が低下しするため車間距離が狭くなりブレーキを踏む事が原因。
C 料金所や信号
一時的な交通容量の不足による事が原因。
D 急カーブの入り口
カーブである事から通過速度が低下し車間距離がつまりブレーキを踏む事が原因。
E メタ安定状態になっている。
渋滞に移行する直前の効率の良い(不安定で渋滞の状態に容易に移行する)走行状態であるが、
トンネルやこう配等で前車が減速したり、ブレーキを踏む事になり、結果として、自車と前車との車間距離が狭くなり
ブレーキを踏み事になる。これがブレーキの連鎖となり渋滞の原因となる。
時速70kmで走行している場合においては車間距離40m以下でメタ安定状態となるため、車間距離を40m以上空ける事で渋滞を防止できるという理論
■ 参考文献 渋滞学 著者 西成 活裕(東京大学先端科学技術研究センター教授)
その他の渋滞の原因
● 右折レーンがない交差点での右折車による渋滞(後続車が通行できなくなる。)
● 工事や事故による突発的かつ想定外の渋滞
● 事故等による脇見渋滞(通行車両が脇見をして速度を落とすため、ブレーキの連鎖反応が起きる。